4人用食卓 猟奇的な彼女 イルマーレ ホワイトバレンタイン

CAST&STAFF

チョン・ジヒョン  イ・ジョンジェ  イ・ヒョンスン監督 
製作/チャ・スンジェ  撮影/ホン・ギョンポ 音楽/キム・ヒョンチョル

時をへだてた文通で恋に落ちるヒロインを、フレッシュな魅力で好演
ウンジュ/チョン・ジヒョン
1981年10月30日ソウルに生まれる。
97年、雑誌のモデルにスカウトされたのがきっかけに、芸能界入り。同年、TV女優としてもデビュー。

99年、『ホワイト・バレンタイン』のヒロインに抜擢され、映画デビューを飾る。この作品で、第35回百想芸術大賞女子新人演技賞を受賞。本作の主演と前後して、契約料1億ウォンでテレビCMに出演。

そこで披露した鮮やかなテクノダンスも大きな話題になり、たちまち売れっ子に。2000年1年間で獲得したCM出演料は10億ウォン以上と言われている。
これまでにCMなどではセクシーなイメージで売ってきたが、本作ではナチュラルな雰囲気のヒロインを好演。そのフレッシュな魅力も大好評となり、映画は大ヒット。
現在、TVの司会からCM、映画と引っ張りだこで、将来が期待されている。

出演作品:〈映画〉『ホワイト・バレンタイン』(99)
〈TV〉思春期(97)/私の心を奪ってみて(98)
Happy together(99)

優しく誠実な青年を演じて、ロマンチックな魅力が際だつ
ソンヒョン/イ・ジョンジェ
1973年3月15日ソウルに生まれる。93年に『おせっかいはNO、愛はOK』で端役デビュー後、
2作目の『若い男』で注目を浴び、映画新人賞を総なめにした。
その後、韓国版「失楽園」と言われた「情事」では禁断の恋に燃える若者を熱演。
続くアクション大作『太陽はない』では若手人気を二分するチョン・ウソンと共演し、
多くの映画演技賞を獲得。

この他、悲劇の英雄を熱演した時代劇巨編『イ・ジェスの乱』、映画監督を演じた『インタビュー』、
悲しきコメディアンの演技が絶賛された『贈り物』など、話題作に立て続けに主演。

1作ごとに違う表情で異なる役柄をこなし、その実力と魅力は、トップスターの
ハン・ソッキュを今や脅かすほどだ。99年になって、26才で東国大学演劇科に入学し、
演技を基礎から勉強するなど、意欲的な姿勢も多くのファンから支持されている。

また次回作『純愛譜』では、大杉連ら日本の俳優に混じって主演。

これらの作品の日本公開も続々と決定しているので、彼の人気が日本でもブレイクすることは間違いない。

出演作品:〈映画〉『おせっかいはNO、愛はOK』(93)
『若い男』(94)
『アルバトロス』(96)
『火の鳥』『朴対朴』(97)
『情事』『太陽はない』(98)
『イ・ジェスの乱』(99)
『インタビュー』『純愛譜』(00)
『贈り物』(01)
〈TV〉
恐竜先生/男は孤独(93)
生き残った者の悲しみ/フィーリング(94)
砂時計/愛はブルー(95)
ボディーガード突風/かたつむり(97)
白夜3.98(98)

監督/イ・ヒョンスン
1961年8月18日ソウル生まれる。
弘益大学視覚デザイン科卒業。大学2年のときに映画に興味を抱き、
韓国映画の実力派パク・チョルス監督の『おふくろ』(85)を見て映画監督を目指し、
同監督『露の柱』(86)で修行を始める。その後、1987年に韓国映画アカデミーを卒業。

女性問題にも関心を示し、89年に女性団体の依頼で、16mm映画『くびきを脱いで』を演出。

また、社会派監督として名高いパク・クァンス監督のもとで、
『チルスとマンス』(88)『追われし者の挽歌』(90)といった力作の助監督を務めた。
92年に『彼女の中のブルー』で監督デビュー。この作品は、女性心理を巧みに描いたそのテーマと共に、美しく繊細な映像も大きな話題を呼び、韓国映画界きってのビジュアリストと絶賛された。
2作品目の『ネオンの中の陽が沈む』も優れた女性心理描写で注目を浴びるが、その後、自ら企画した作品の映画化が実現できず、しばらく監督業を休業。
釜山国際映画祭を始め、CMの製作などに携わっていた。

3作目の『イルマーレ』は実に5年ぶりの監督作で、時をへだてて綴られる男女の切ない恋をフォトジェニックで恥美的な映像で描き、特に女性観客の支持を集めた。

なお、多彩な才能を誇る彼は、ヨ・ギュンドン監督の『マン?』(95)やパク・ホンス監督『真の男』(96)でアート・スーパーバイザーを務めたり、本作主演のイ・ジョンジェも出演している『太陽はない』(98)に俳優としても顔を出している。

フィルモグラフィー:『彼女の中のブルー』(92)
『ネオンの中の陽が沈む』(95)


製作/チャ・スンジェ
「八月のクリスマス」で一気にその名を世界的に知られた、
現在、韓国で最も力のあるプロデューサーの一人。

1960年生まれ。韓国外国語大学フランス科卒業、22歳でフランス留学を経て、
チャン・ヒョンス監督の『歩いて空まで』(92)で映画の世界に入る。95年、ウノ・フィルムを設立。「八月のクリスマス」「ディナーの後に」など、新感覚の良質作品を次々に製作。

なおウノ・フィルムは2000年3月に、映画、インターネット、
レコード製作などを主な事業とする総合エンターテイメント会社〈サイダス〉に組織変換し、彼自身も副社長に。韓国映画を支える重要人物として、今後の製作活動が期待される。現在製作中の作品は、キム・ソンス監督の『武士』、
『八月のクリスマス』のホ・ジノ監督による『春の日は過ぎゆく』(松竹との共同製作)などがある。

主な作品:『金持って高飛びしろ』(95)
『モーテルカクタス』(97)
『八月のクリスマス』『ディナーの後に』『太陽はない』(98)
『ユリョン』『幸福な葬儀屋』(99)
『フランダースの犬』『キリマンジャロ』
『私にも妻がいたらいいのに』(00)

撮影/ホン・ギョンポ
62年生まれ。除隊後に兄のからビデオカメラをプレゼントされたにが、撮影の道を目指すきっかけとなった。

『墜落するもにには翼がある』(89)で、イ・ソッキ撮影監督の門下に入り、修行。92年にアメリカに留学、3年半を過ごすがその間に『哀愁のハーモニカ』(94)のアメリカロケの撮影を担当。帰国後、短編映画やミュージックビデオの製作を経て、クリストファー・ドイル撮影の「モーテルカクタス」(97)で、撮影助手をつとめた。

その後に、インディペンデント系作品を経て、「ディナーの後に」で本格的に撮影監督としてデビュー。

韓国初の潜水艦映画「ユリョン」では、水を使用しないドライフォーウェット方式の特殊撮影で話題を集め。『反則王』では「マトリックス」などで使用された高速カメラで華麗な映像を創りあげた。こうした、光と色彩を巧みに表現する天才フォトグラファーとしての才能は、本作では如何なく発揮されている。次回作はチャン・ジン監督の『殺し屋たちのおしゃべり』(後に『ガン&トーク』に変わる)

撮影作品:「ディナーの後に」(98)
『ハウドゥン』「ユリョン」(99)
『反則王』『純愛譜』(00)

音楽(作曲・歌)/
キム・ヒョンチョル
シンガーソングライターとして本作の美しいテーマ音楽を作曲、主題歌”Must Say Good-bye”も歌っている

89年、作曲家としてデビュー。同年、ファースト・アルバム「久しぶりに」を皮切りに、多くのアルバムを発表。映画音楽はイ・ヒョンスン 監督のデビュー作『君の中のブルー』で初めて手掛け、以来ずっとコンビを組んできた。まだディズニーアニメの大ヒット作『ムーラン』の東南アジア・バージョンの音楽も作曲している。

93年にSKC・CD大賞、94年にソウル歌謡大賞編曲賞、2000年に文化部長官による〈若き芸術家賞〉などを受賞。数々の歌謡祭の審査委員長や、TV・ラジオでも活躍。
ソウル芸術大学実用音楽科などで教鞭もとっている。


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